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手術を受ける時期

白内障の手術を決断する時期は、患者さんによりそれぞれです。自分がいつ手術を受けるべきか参考にしてみてください。

日常生活に支障を感じたら

白内障になったからといって、すぐに手術をするわけではありません。日常生活に支障をきたすほど、視力が低下してきたら手術を行うというのが一般的です。

生活に必要な視力というものは、個人の生活様式によって左右されてきます。外で働くことが多い人は視力0.5〜0.7ぐらいは必要でしょうし、ずっと家の中にいる人なら0.1〜0.3ほどの視力でも問題なく生活できるでしょう。

白内障の手術の時期が早くても遅くても、手術の安全性や術後の経過にはほとんど影響は出ません。白内障を治療する必要がある!と本人が感じたときが、手術を受ける最適な時期だといえるでしょう。

緊急に手術が必要なケース

緊急に白内障の手術が必要なケースがあります。

それは、次のような場合です。

先天性白内障の場合

先天性白内障はできるだけ早く治療をしてください。特に子供の場合、片目にだけ異常が見られると、視力の発達がとまってしまう危険性があるので注意が必要です。
ただし、赤ちゃんは手術の麻酔に耐えられるほど体が丈夫ではないので、医師と慎重に対応を決めなければいけません。

外傷性白内障の場合

外傷性白内障も緊急に手術をする必要があります。ケガによってレンズに傷ができると1〜2日で視力を失うことがあります。できるだけ早く医師の診察を受けるようにしましょう。

手術を急がないほうがいいケース

白内障の手術を焦らないほうが良いケースもあります。

それは、次に紹介しているような場合です。

糖尿病や心臓病の症状が安定していない場合

糖尿病や心臓病、高血圧などの病気の症状が安定していないと、白内障の手術に悪影響を与えることがあります。手術を行う前に、まずこれらの病気をコントロールできるようにすることが肝心です。

網膜症の場合

網膜症が進行すると、毛細血管がちょっとした刺激で破れやすくなってしまい、手術に悪影響を与えます。白内障の手術を安全に行うために、まず網膜症を治療することが優先されるのが一般的です。

左右の目で症状の進行に差がある場合

もともと近視がある状態で、片方だけの目を手術で治療してしまうと、治療した目は眼内レンズを挿入するので視力が回復されますが、治療しなかった目は近視のまま、ということになります。すると、左右の目に視力の差がとても大きくなり、物が見えづらくなってしまいます。
同時に手術ができるように、もう片方の目の症状が進むまで待つことも考えられます。

目に病気がある場合

白内障の手術では、目の中に眼内レンズを挿入するのですが、この眼内レンズを入れないほうがいいケースがあります。それは目に他の病気がある場合です。

代表的な病気には、糖尿病網膜症やブドウ膜炎などがあります。これらの病気にかかっている人が眼内レンズを挿入すると、病気の症状が悪化する可能性があり、手術を見直す必要があるでしょう。

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