手術の種類
【超音波乳化吸引術】
超音波乳化吸引術の流れ

現在、最もよく行われている白内障の手術法です。手術による切り口がとても小さいので傷が治りやすく、患者さんの負担が少ないのが特徴です。
- まず局部麻酔をし、眼球の角膜に3ミリほどの切れ込みをいれます。麻酔をしているので痛みを感じることはまずないでしょう。また最近では、麻酔を注射ではなく点眼麻酔に切り替えている病院が多くなっているので、患者さんが麻酔の痛みを心配することも少なくなってきています。
- 角膜を切り開いたら、そこから超音波を発信するチップを入れ、目のレンズ(水晶体)を砕いていきます。砕いたレンズはチップで吸い出します。
- レンズをキレイに取りのぞくことができれば、次は眼内レンズの挿入です。以前までは直径6ミリほどの硬いハードレンズが使われていたのですが、最近ではやわらかい素材のソフトレンズが使われることが多くなっています。ソフトレンズだと二つに折りたたんで挿入することができるので、傷口が小さくてすみます。
- 眼内レンズの挿入が終わると、目の中をキレイに洗浄して手術は完了です。傷口を縫合する必要がなく、放っておいても自然と閉じていきます。
- 手術後は、目にガーゼをあててから眼帯をします。しばらくは安静にしておきます。
以上が、超音波乳化吸引術の基本的な流れです。
手術の翌日には、視力はかなり回復しています。多少遅れたとしても、1週間も経てば視力はほとんど回復しているでしょう。白内障以外に目の異常がなければ、視力は白内障にかかる前と同じくらいまで戻ります。
このページに関連する記事







